2泊3日ド短期集中型
コワーキングマネージャー養成講座
〜長野:ワークテラス佐久編〜

※※※この講座のお申し込みは2023年10月1日(日)をもちまして締め切らせていただきました※※※

日程

2023年10月6日(金)〜8日(日)


⚫開催場所

ワークテラス佐久

〒385-0051 長野県佐久市中込2336−1
TEL.0267-64-5556

ウェブサイトはこちら。


⚫カリキュラム

1〜3時限目はコワーキングの基礎知識からコミュニティとしてのコワーキングの運営、人をつなげるきっかけとしてのイベント企画と催行、そしてコミュニティをベースとしたマーケティングの方法について講義します。

ここで、利用料だけを目的とする「ハコ」ではなく、「ヒト」をつなぎ「コト」を起こすプラットフォームとしてのコワーキングについて多くの事例を共有して学びとります。

4時限目では、コワーキングを都市圏とローカルとの接続点として位置づけ、うちやまコミュニティ農園やワークテラス佐久などのローカルコミュニティの運営に携わりながら、地域複業の文脈で実践されている江原政文氏にも講義いただきます。

長野県佐久市は東京圏から約70分の位置にあり、二(多)拠点生活の格好のロケーションとして、近年、移住者も増えていますが、定住ではなく首都圏から時折やって来てしばらく滞在し、その間消費することよりもローカルでの活動に参加すること、つまり地域複業で、地元に寄与する人たちもおられます。

中でも、うちやまコミュニティ農園は5年前、休耕地を活用し「みんなで耕しみんなでつくる」をコンセプトに当初8名でスタートしたグループです。年々メンバーは増え、その出会いから、コミュニティ農園の活動をベースとしながらも、さまざまなプロジェクトに派生しています。

その一つ「農業複業化プロジェクト」では、「趣味」以上「業」未満の「農」を複業にすることを目的に、都市圏からも参加者があり、更に新たなプロジェクトが生まれるなどの広がりを見せています。現在コミュニティ農園周辺の活動には80名近くが参加しており、いわゆる関係人口の創出にコワーキングも有益であることを示す最適な学習事例です。

なおこの4時限目は、オードブルをつまみながらのパーティ形式で進行しますが、これもコワーキング運営に欠かせない要素を含んでいます。

5時限目は、ちょうど稲刈りのシーズンを迎えた田圃で、実際にコミュニティ農園の活動に参加します。希望者には稲刈りの体験もしていただけます。先行事例を聞くだけではなく、身をもって体験することで他では得られないインサイトを獲得できます。

最後の6時限目は、5時限目までの講義内容を踏まえて、では利用料金だけではないコワーキングの収益モデルと運営コストの調達方法についてどういうコトが考えられるか、先行事例を元に思考の奥行きを拡げます。


(1時限目)コワーキングの基礎知識と実現したいコワーキングの形(伊藤)

ただの作業場ではない、人と人がつながることで地域の課題を解決し、個人の目的を達成するためのコミュニティとしてのコワーキングを学びます。

・コワーキングの歴史を辿る〜過去・現在・未来
・コワーキングの5大価値とは何か
・コワーキング曼荼羅の8つのテーマ〜それは人と人をつなぐ仕組み
・ローカルに本当に必要なコワーキングを構想する
・ビジネスモデル・キャンバスを描こう(目的と対象を言語化する)

・ダイアログ+発表


(2時限目)コミュニティとしてのコワーキング+コミュニティ運営の基本中の基本(伊藤)

人と人をつなぎ、コラボレーションを促進し、アイデアを実現することで新しい価値を生み、利用者自らもコミュニティ運営に関わるカルチャーをいかに醸成するかを学びます。

・コラボレーションがすべての原点
・頼りにされるコワーキングマネージャー3つのホスピタリティ
・セミナー・ワークショップを企画する〜起業支援の第一歩
・コワーキングと異業種との協業を考える
・コワーキングはコミュニケーションありき

・ディスカッションよりダイアログ(対話)
・コミュニティ運営に使えるツールとサービス
・チームで運営するということ〜◯人寄れば文殊の知恵
・オンラインコミュニティの運営方法

・ダイアログ+発表


(3時限目)イベントの企画と催行+マーケティングと情報発信はこうする(伊藤)

利用者に役立つイベントを開催することで参加する価値のあるコワーキングとなる手順と、コワーキングの認知度を高め、新規の利用者を獲得し、メンバーシップを維持するためのマーケティングノウハウと情報発信の方法について学びます。

・なぜイベントをするのか〜コラボと起業支援の第一歩
・単発で終わらせないテーマの選定〜ネタは現場にある
・各地コワーキングの事例
・告知・集客
・決済に使えるツールとサービス
・ローカルだからこそのオンラインイベントの可能性

・情報収集の方法〜これだけはやっておこう
・ファンマーケティングの考え方
・配信コンテンツはこう作る
・ツールからどれをどう使うか〜オンラインとオフライン
・最強のマーケティングツール「コミュニティ」の活かし方

・ダイアログ+発表


(4時限目)これからのリモートワークとワーケーション(江原+伊藤)

コワーキングを地域外から訪れるリモートワーカーと地元のローカルワーカーとの接合点にし、継続的なリレーションシップを築くことで、コワーキングに常に新しい風を呼び込むことを学びます。

後半は、その先進事例であるコミュニティ農園をはじめとしたロカール複業化ラボについて、ワークテラス佐久の江原政文氏が講義します。

・テレワークからリモートワーク、デジタルノマドまで〜働き方はこう変わっている
・ワーケーションとコワーケーションはここが違う
・世界のデジタルノマド事情
・ローカルによるワーケーションの企画と催行
・コリビングとコワーキングの関係〜移住と移「働」

・出会いのきっかけ「ワーケーション」
・そもそもワーケーションの目的に何を置くのか?
・佐久でのワーケーション実践事例
・継続的なつながりを生み出すために意識していること 

・ローカルコミュニティとの共創がコトを広げ、好循環を生み出す
・コワーキングは場に必ずしも紐づかない。農園がコワーキング化!?
・まち全体をコワーキングにしてしまおう!佐久地域の様々なコミュニティとの連携 

・つながりを深め、その人自身の価値を発揮してもらうためのローカル複業
・ロカール複業化ラボでの実践事例と今後の狙い
・起き始めた変化と好循環 

・ダイアログ+発表


(5時限目)フィールドワーク:コミュニティ農園にて稲刈り&BBQに参加(江原+伊藤)

実際にコミュニティ農園の稲刈りの現場に伺います。希望者はコミュニティ農園のメンバーに混じって稲刈り体験をしていただきます。(※体験希望者は事前にお知らせください)

・うちやまコミュニティ農園での稲刈り体験
・昼食はバーベキューで交流会
・結果的にコワーキングになった農園
・コワーキングは場に必ずしも紐づかないことを体感

・フィールドワークまとめ


(6時限目)収益モデルと運営コストを考える(伊藤)

コワーキングにおける利用料以外の収益の上げ方と、開設のための資金調達、および運営コストについて学びます。

・デスク利用料の設定〜ユーザーによって変わる料金テーブル
・イベント企画・開催
・利用料以外の収益モデルの事例 

・何にコストをかけるべきか〜施設・設備を考える
・行政・自治体補助金の活用
・クラウドファンディング〜同好の士を集めるファンマーケティング
・運営スタイルによるコスト分散       

・質疑応答
・ビジネスモデル・キャンバスをもう一度描こう
・各自プレゼンと講評

・まとめ
・修了式


⚫時間割(スケジュール)

※各講義とも180分を予定しています。途中10〜15分の休憩をはさみます。
※5時限目のフィールドワークは4時間を見込みます。
※各回とも「講義+質疑応答+ダイアログ(対話)または演習」で構成します。
※「ダイアログ(対話)」の時間は相互に学び合う貴重な時間です。ここでヒントやアイデアが生まれます。
※時事ネタを取り扱う場合など、進行によっては講義の一部を変更、もしくは前後の日程に振り替える場合があります。

⚫定員

15名(最少催行人数5名)


⚫受講料 

132,000円(税込)

(早割)88,000円(税込) 33%OFF

お支払い方法:オンラインでのクレジットカード決済または銀行振込


⚫お申し込み

以下のフォームからお送りください。
お申し込み後、折り返し受講料のお支払いその他についてのメールをお送りします。


⚫お申し込み締め切り

※※※この講座のお申し込みは2023年10月1日(日)をもちまして締め切らせていただきました※※※


(早割)のお申し込み締め切りは、2023年925日()23:59です。
最終のお申し込み締め切りは、2023年101日(日)23:59です。

※お申し込み前のご相談もオンラインで実施しています。末尾のお問合せフォームからお問い合わせください。


⚫キャンセルおよびご返金について

・講座受講のキャンセルは、受講日初日の1週間前、9月29日(金)の23:59まで可能です。
・お支払い済み後の受講者都合によるキャンセルは、原則、受け付けておりません。講座内容をよくご確認の上、お申し込みください。
・キャンセルのご連絡なしでの欠席や、当日の遅刻に伴う値引きや返金については対応いたしかねます。


⚫宿泊について

この講座には宿泊は含まれておりませんので、ご自身でご予約願いますが、ご希望の場合、近隣のオススメの宿泊施設をご紹介します。


⚫講座修了後

講座を修了した方の、コワーキング開設・運営に関するご相談にも個別に対応します。

また、「学んだことをどう実践したかの報告会もやりたい」、「お互いのコワーキングスペースを訪問したい」というお声もありますので、こちらも順次、開催してまいります。

⚫お問い合わせ

この講座に関するご質問、不明の点は、以下のお問合せフォームからお問い合わせください。

お申し込み前にオンラインでの面談も実施していますので、ご希望の方はこのお問合せフォームからお申し出ください。

折り返し、メールにてお返事いたします。

⚫主宰
カフーツ〜コワーキング@神戸〜
〒650-0015 兵庫県神戸市中央区多聞通2−1−17−101
TEL.078-599-5809
info@cahootz.jp

⚫協賛
コワーキング協同組合


©2023 ito tomio / Cahootz